Captain Fook Armaments Inc,. & PMC

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米軍のイラク完全撤退＠大義の無い戦争

ブッシュが「大量破壊兵器をもっている。」として、
当時小泉サンも同調したよね…

湾岸戦争後、査察をしたが当時イラクは「非協力的」だった、後に
工業産業省だった要人が亡命した事により「協力的」になって…
結局９８年には調査も終ったのだが..

その後にイギリスやアメリカは改めて(大量破壊兵器が)あるんだ、
持ってるんだといいだした。

国連が改めて調査の乗り出して。IAEAも「何も無かった」と報告している。
化学兵器調査機関も７００回以上の調査をして
「何も無かった」「調査の妨害もなかった」と国連で報告してる＞

フランスの(当時の)ドビルパン外相が国連で
「査察を続ければ？攻撃の必要はないよ」と発言、
にもかかわらずアメリカやイギリスが『怪しい』を連呼し、
国連の反対を押し切って攻撃を仕掛けてっちゃったモンだから、
こんなになっちゃってるンだ。

なんでブッシュは「大量破壊兵器」があるって信じたのか、

ある公文書に、実はこんな事が載っている


要約してみる＞
イラクから亡命した技術者が居た(まず最初ドイツに亡命するのだが…)
ドイツ亡命の際、「私はイラクの大量破壊兵器の技術者で、
ずっと研究してました」と自分を高く売り込んだ。

ドイツ側も、(亡命にかんして)大抵の場合、(スパイ等の絡みから)
追い返すのだが、大きな情報を持った者は厚遇する、

この技術者、だんだんと大きな事を言い始める…
すると「こいつは凄い(情報)！」ってなる＞

当時のブッシュ政権はイラクに攻めるのか、ビンラディンを攻めるのか、
パウエルvsラムズフェルドで論争になっていた。

パウエルは軍人で１度中東戦争で知ってるモンだから、
(中東でまた)戦争やると泥沼になる、それよりは
アフガンに逃げているビンラディンをやっつける事で
周辺他国と同盟を結べばいい＞と言った

ラムズフェルドは、そうぢゃなく行きそうなとこ全部に
攻撃してやりゃいいンだ＞
最後にライス官房長官はラムズの意見に乗ってしまう、
ブッシュが決断する、
...んで、後付けで「大義名分」をさがしてる時に
この亡命技術者の情報を知った時…

(当時の)CIAもNSCも『ブッシュが戦争をはじめたい』って
都合いい情報しか集まらなくなって、
都合のよくない方は報告しないって環境があったのだ。

つまり
ヤクザの親分の「好きな情報」しか上げてこないのだ。

アメリカの情報収集力と使う方向性の最大な欠陥である。

このインチキ亡命者は最後「核兵器の芯を５０t手に入れてる」みたな
ブラフも披露してたのだそうだ。「技術屋」だから言えるブラフだ。

アメリカは強力な情報機関が２０弱もあり、年間の予算も
７兆円も使っている、にもかかわらず、
イランからのたった１人の技術者の大嘘によって
大きく振り回されてしまったのだ。


底に流れるのは民主主義の欠陥なのか？

９.１１は物凄いインパクトだったに違いない、ほぼ全国民が
パトリオットな感覚で「冷静な意見」を抹殺してしまう。

当時、このブッシュの決断に「支持率」は８０パーセントを超した。
彼は「愛国法」を創った、治安維持法より強力な法律だ。

戦争遂行を邪魔する勢力を排除する法律、FoxTVが
星条旗をはためかせながらニュースを流す

そうかんがえると、民主主義は(残念ながら)如何わしい、と言っていい



とにかく、米軍のイラク完全撤退は、敗退して帰ってくるのである。